浜岡原発停止か。 [雑記]
昨日出かけていた僕は、首相のこの指示があった事を知らなかった。
まさしく驚きの一報。
それにより起こるであろう、
経済の停滞から始まる、失業率の増加、
直ぐ眼先に迫っている、夏場の電力不足による様々な健康被害を含む不具合。
主に火力に頼むとすれば、環境の悪化による長期にわたるであろうCO2問題・・。
世間の事に疎い僕だって、その位の不安材料が浮かんでくる。
原発は、電力が足りなくなったから、数時間だけ動かせば良い、と言う種類のものではない。
そこに住み、生活をしている人を犠牲にして享受していいものでもない。
地震大国の日本。
今作動している浜岡以外の原発にしても、
M7クラス以上の地震が絶対起きない、という保証はない。
一度止められた大きすぎる火は、果たしてまた灯される事をよしとするのか。
想定しきれなかった福島原発の事故。
今後三十年以内に、70%を超える確率で起こると言われている東海地震。
その中心ともいえる場所に位置する浜岡原発の停止は
国を、国民を守る立場にある政府としては
福島原発の轍を踏まないための、遅きに過ぎる決断なのかもしれないとも僕は思う。
莫大な税金を投じ、莫大な利益を生み、
膨大な人的被害と生活と、そこに営まれてきていたその数ぶんの穏やかな日々を
根こそぎ奪い取った痛みと苦しみと悲しみを
再びこの地で繰り返す愚かさだけは、勘弁してもらいたいと思う。
ただ、政府は国民の不安を払拭するだけでなく、
勿論、自身の政治生命の存続のポーズだけではなく
代わりになる新たなエネルギーの普及の確保と
最大の経済成長の支障となっている、企業の縮小により
本当に働きたい人が働けない現状を打破して欲しい。
経済的、身体的弱者にこれ以負担がくれば、
これから先の未来に僕らは希望も見出せなくなってしまう。
行き当たりばったりで、口先だけの生活をして代価を貰うものも中にはいるが、
大多数の真面目な若者たちは、少ない賃金で朝早くから夜遅くまで労働をし、
先の見えない生活を強いられているのが現状なのだから。
クリーンで安全、そのうえ火力の大きい『原発』というひとつの神話が終焉を告げようとしている。
それはかつては、未来への明るい希望であり
ますます伸びようと遥か先まで手に入れようとした、人間の欲望でもあり傲慢でもあったかもしれない。
僕らはこれから何を奪われ、何を手に入れることが出来るのだろう。
願わくば、せめて愛する者の笑顔を護ることのできる未来であらんことを。
まさしく驚きの一報。
それにより起こるであろう、
経済の停滞から始まる、失業率の増加、
直ぐ眼先に迫っている、夏場の電力不足による様々な健康被害を含む不具合。
主に火力に頼むとすれば、環境の悪化による長期にわたるであろうCO2問題・・。
世間の事に疎い僕だって、その位の不安材料が浮かんでくる。
原発は、電力が足りなくなったから、数時間だけ動かせば良い、と言う種類のものではない。
そこに住み、生活をしている人を犠牲にして享受していいものでもない。
地震大国の日本。
今作動している浜岡以外の原発にしても、
M7クラス以上の地震が絶対起きない、という保証はない。
一度止められた大きすぎる火は、果たしてまた灯される事をよしとするのか。
想定しきれなかった福島原発の事故。
今後三十年以内に、70%を超える確率で起こると言われている東海地震。
その中心ともいえる場所に位置する浜岡原発の停止は
国を、国民を守る立場にある政府としては
福島原発の轍を踏まないための、遅きに過ぎる決断なのかもしれないとも僕は思う。
莫大な税金を投じ、莫大な利益を生み、
膨大な人的被害と生活と、そこに営まれてきていたその数ぶんの穏やかな日々を
根こそぎ奪い取った痛みと苦しみと悲しみを
再びこの地で繰り返す愚かさだけは、勘弁してもらいたいと思う。
ただ、政府は国民の不安を払拭するだけでなく、
勿論、自身の政治生命の存続のポーズだけではなく
代わりになる新たなエネルギーの普及の確保と
最大の経済成長の支障となっている、企業の縮小により
本当に働きたい人が働けない現状を打破して欲しい。
経済的、身体的弱者にこれ以負担がくれば、
これから先の未来に僕らは希望も見出せなくなってしまう。
行き当たりばったりで、口先だけの生活をして代価を貰うものも中にはいるが、
大多数の真面目な若者たちは、少ない賃金で朝早くから夜遅くまで労働をし、
先の見えない生活を強いられているのが現状なのだから。
クリーンで安全、そのうえ火力の大きい『原発』というひとつの神話が終焉を告げようとしている。
それはかつては、未来への明るい希望であり
ますます伸びようと遥か先まで手に入れようとした、人間の欲望でもあり傲慢でもあったかもしれない。
僕らはこれから何を奪われ、何を手に入れることが出来るのだろう。
願わくば、せめて愛する者の笑顔を護ることのできる未来であらんことを。
こんにちは^^
nice&コメントありがとうございました♪
原発は本当にいまだに信じられない事故でしたね。
主人のお兄さん夫婦は福島の南相馬市に住んでいて
娘二人とお姉さんは東京に戻ってきましたが
お兄さんは仕事があるため今でも30キロ圏内の南相馬に残っています。
津波に巻き込まれず家も無事なのに避難生活で子供達は学校も転校
家族が引き離され小さな子供に我慢させているのがとっても悲しいです。
浜岡原発も出来るだけ早く安全対策を整えて欲しいと願っています。
by ひめしゃら (2011-05-14 15:08)
>ひめしゃら さま
コメントありがとうございます。
僕の親族はあの大津波にのまれたまま、
まだ行方知れずの方々の中におります。
天災そのものは、避ける事の出来ない事だったのかもしれませんが
防ぎきれたかもしれない事、
人による二次的な人災とも言える事は、
諦めきれない悲しみや後悔、悔しさが、
いつまでも消えさることが無い気がします。
亡くなった方の無念さ、痛み
奪い取られた側の辛さや悲しみが
癒される時はいつか来るのでしょうか。
ご主人のご家族様も、大変なご不自由の中にいらっしゃいますね。
本来ご無事を喜ぶところを、
原発事故の為、
町そのものの生活基盤が失わされてしまった事の
あまりの大きさに愕然としてしまいます。
おひとりで頑張って踏みとどまっておられるのも
ご家族はどれほどご心配かと、胸が痛みます。
もうこれ以上の試練が、この地に再び訪れない事を
心から祈っています。
by takehiko (2011-05-15 00:05)