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ちいさき友に [詩]

君もまた出会ったひとつの命

なんて暖かく愛おしい命

無垢な信頼に見上げる瞳に
やわらかく押しつけられたその小さな頭に
どれだけの安らぎを与えられただろう

君もまた逝くのか
その焼きつけられた記憶の残像を残して
君もまた夢となるのか

せめて幾多の感謝をこめて
君の名を呼ぼう
出会う事の出来た命を歓ぼう

いつかまた神の庭で廻りあえる日を待ち望む


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コメント 3

takehiko

長く友人してもらっていた、歳古りた猫が逝きました。

大きな震災の後、体調を崩し入退院を繰り返していたそうです。

かなり昔に、瀕死の状態で拾われた老夫婦の下での
幸せな大往生だったと思います。

それでも・・遺された者はとても・・寂しい・・。

心から冥福を。

合掌。
by takehiko (2011-05-19 22:46) 

xephon

猫は気まぐれ、家にいつくのも飼い主が好きだからではなく、いろいろ都合がいいからだと聞きます。
それでももっと条件よさそうな所に行かないのは何かしら理由があるのかななんて考えてもしまいますね。
猫は気まぐれ。この世にいつくのも色々と都合がよかったからかもしれません。
逆に、もうわずらわしい衆生にいる必要がなくなっただけかもしれません。

猫自身にも飼い主さんにも幸いを。

by xephon (2011-06-27 22:31) 

takehiko

> xephon さま

お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

「犬は人につき、猫は家につく」とよく言われますね。
僕は犬も大好きですが、猫も子供の頃からよく拾ってきては
自宅の裏にあった大きな物置で、餌をあげていては叱られていました。

そこにいつも存在していたものが
急にぽっかりと開いてしまった隙間を埋める事は
年齢と共に上手くなってゆくものでしょうか。
それとも堪えがたきものでしょうか・・。

老夫婦の落ち込みようは深刻で
夫人の方は認知症の初期の症状を呈し始めてきているようです。
深い悲しみは人を忘却と言う安らぎの地へ
いざなってゆく本能があるのかもしれません。
それは本人にとっては救いでしょうか。

ただ、おいていかれた者は切ないですね・・^^
by takehiko (2011-06-28 10:01) 

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